ザ・マジックアワー [2008・日]

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追悼・市川崑監督。
犬神家に悪魔の手毬唄。獄門島。
子供の心にトラウマを残してくれました。
市川監督が、一瞬だけ出演している(最後の映像らしい)マジックアワー。

いろいろと、「映画」に対する愛にあふれている作品でした。

佐藤浩市演じる売れない俳優が、自分の好きな映画を繰り返し観てたり。
最後に裏方さんがクローズアップされたり。
エンディングの役者名の書き方も市川崑だし!(笑)。

コメディ映画としても、十分楽しめました。爆笑とは違いますが。
特に、前半はテンポが良かった。
正直いって、有頂天ホテルよりも面白かったと思う。
相変わらずチョイ役に豪華な俳優を使いすぎだけど。
こちらのほうが、締まった感じを受けました。個人的には。

ただ、終盤はちょっと間延びしたかも。
舞台は生で動く役者を観るから視点が多いし、長い作品には幕間がある。
でも劇場で映画を観ると、ずっと平面のスクリーンを観ているので・・・。
編集がうまくないと、たとえ面白い作品でも最後は疲れてくるもの。
それでも、劇場で観て楽しむタイプの作品だと思います。
テレビでは、あのセットの独特の雰囲気が薄れると思う。

でも、煽り宣伝のしすぎは逆効果だと思うなぁー。
そこまで興収を上げなきゃならない作品なのでしょうか。

そして、ヤクザ(この映画ではマフィアみたいだけど)と俳優。
という取り違えで 「街」 を思い出す人はどのくらいいるのかな・・・・
  1. 2008年07月02日 (水) |
  2. 劇場鑑賞 |
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告発のとき [2007・米]

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いやー、むっちゃ暗くなる映画でした。

ひどい邦題がついてるけど、法廷モノではありません。
イラクから帰還した息子が基地から行方不明に。
元軍人の父親が探しに出かける・・・というところから始まる。
日本のテレビではすっかり宇宙人の、トミー・リー・ジョーンズ主演。
奥さん役にスーザン・サランドン。
この夫婦の絵は渋かったなぁ。

似たようなモチーフの反戦映画を、かつて多く観た気がする。
イラクではなく、ベトナムが舞台で。
ただ、「戦友を殺すはずない」という元軍人父の言葉とは裏腹・・・
というところに、父との認識との隔たりが描かれていました。

俳優がとても良く、しっかりした作品です。

でもあえて言いたいのだ。
つまんなかったのだ!

イラクの犠牲者には申し訳ないが・・・
戦争について考えるのはいいけど、映画以外の手段もあると思う。
文章で読んだ方が良かったかも。

さて、日本人はどうすればいいのだろう?

日の丸は、逆さにしても日の丸。
  1. 2008年07月01日 (火) |
  2. 劇場鑑賞 |
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僕の彼女はサイボーグ [2008・日]

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これは日本映画ですが、韓国映画です。
「日本人キャストが出ている韓国映画」です!
その事前知識がないと、かなり違和感を感じるかと。

監督は郭在容。「猟奇的な彼女」で一躍有名になった人。
前作の「僕の彼女を紹介します」がイマイチだったので、どうかなーと思いつつ結局観てしまいました。結論から言うと、「僕の彼女を紹介します」よりは良いかな。
綾瀬はるか>あの映画のチョン・ジヒョン、というのもありますか。


以下全部ネタバレ


日本人監督ならこの画はナイな、と思うところが多々ありますが、
何より日本人ならみんなつっこみたくなるであろう点は

2008年に21歳なら、少年時代は、平成 だっつうの!
昭和何年代なんだよ!

っていうところだと思います。ま、監督は韓国人なので多めに見ましょう。
あと、大地震が起こってもあんな地割れはないだろとか、
ジローを事前に東京から連れ出せばいいだろとか、
あのラストじゃ、タイムパラドックスはどうなるんだとか、考えない方がいいかと。
考えても面白いかもしれないけど、破綻だよね(笑)。

この監督らしさでもある
「アニメ・漫画などのパク・・・いや、オマージュ」
は、今作でも垣間見えました。過去の作品と被るお約束シーンも!

そして何より、「主人公と大部分を過ごした恋の相手」はサイボーグの彼女なのに、最後に結ばれるのは、まったく別の肉体をもった彼女。この点が、この監督らしいといえばらしいと思いました。「ラブストーリー」では子供同士だし、「僕の彼女・・・」はまったく別だったし。
そういうのが好きなんでしょうね。

綾瀬はるかはイイです。綾瀬はるかのファンなら2度観てもいいでしょう。
この内容なら、無理に日本じゃなくて本国で撮ればもっと正当な映画になっただろうに・・・
と思いますが、韓国ではお金が出なかったのかもしれません。
ま、綾瀬はるかを撮るためだったと思っておこう。
小出恵介は微妙だな。2007年の彼女との別れの場面の、ジローのセリフは日本語に違和感を感じたのですが。演じててどうだったんだろう。

採点
猟奇>ラブストーリー>サイボーグ>僕彼
  1. 2008年06月06日 (金) |
  2. 劇場鑑賞 |
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